ドライタイプ

遊びとドッグフードで犬の性格が変わる!

犬は生涯しつけが必要と言われています。
犬は人間の気持ちがわかる動物だとも言われる通り、自分をたっぷり甘やかしてくれる飼い主か、それとも自分のボスになる人間かというのを本能的に読み取りまたは学習して、しぐさががらりと変わる事があります。
人間はそうした犬のしぐさをみて“性格が変わってしまった”とあわてますが、性格が変わったというよりも行動が変わってしまったというのが正解です。
犬をかわいがるのは大変良い事ですが、一切しつけをせずに言いなりになっていると、犬は人間を自分の手下だと判断し横暴になっていきますから、しかる時はきっちりしかりましょう。

そして誰が主人かを体で覚えさせるのです。
もちろんしかってばかりだと愛犬の気持ちが卑屈になってしまいますから、しかられた恐怖心から“きゃんきゃん”と泣いた時にすかさず思いっきり“いいこいいこ”してあげてください。
このあめとむちを交互に使い分ける事が大切です。
ドッグフードを食べてくれないという時にも同様の事が言えます。
ドッグフードをなかなか食べてくれないからと即座に別のものと変えてしまう、または時間無制限にいつでも食べられる状態でドッグフードを出しっぱなしにしておくというのは、愛犬をわがままにしてしまうだけではなく、衛生上もよくありません。
ドッグフードをふやかして与えるというのもまずいです。

餌を与える時間はどのような状況であろうとも厳守してください。
食べなければさっさとお皿をかたづけて次の時間帯に出します。
これを繰り返していればいずれ食べるようになります。
遊びとくっつけてご褒美としてドッグフードをあげるという飼い主さんもいますが、おやつのように不規則な与え方よりは、時間を決めてあげるというけじめをつけた方がしつけになります。
ちなみに犬にとっての遊びは社会性を学習するチャンスでもあるので、この時を最大限に活用してきっちり必要な事を教え込むようにしましょう。